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NLP用語集:キャリブレーション


キャリブレーションとは、コミュニケーションにおいて
なくてはならない能力のことです。


NLPのキャリブレーションとは、観察する力です。
コミュニケーションで相手を観察して、今、どのような
状態なのかを感じ取り、読み解く力のことです。


相手の表情の変化から、心理状態を感じ取ります。


例えば、ビジネスの現場でのコミュニケーションなら、
クライアントやお客様とのやり取りで観察します。


・口角が下がった
・目尻が上がった
・顔色が赤くなった

・目に輝きが生まれた
・とてもリラックスした姿勢になってきた
・いつもと違う小物を付けている


このような変化や反応に見て気づくために、
NLPのキャリブレーションをするのです。



あるいは、恋愛や夫婦関係の場面で見ていきましょう。
最初は普通にデートや外食に出て話しているとします。


NLPのキャリブレーションをしてみると、


・口調が強くなった
・優しい声になった
・息遣いが荒くなった
・机を指で叩く音が早く、強くなった
・話のテンポが変わった



などに、耳を通して気づいたりします。
このような変化や反応にも何かありますよね。



更に、久しぶりにあった友人に
NLPのキャリブレーションをしてみたとします。


・何だか元気が無い気がするな
・とてもパワーがみなぎっている感じがする
・どうも悩み事がある気がする
・何かが違うな、様子がおかしい


と感じ取ることもあります。
このように感覚を通して、築くこともあります。


これらの視覚、聴覚、身体感覚を通して、
NLPのキャリブレーションを行ないます。


相手の状態に気づくことは、相手を大切にしたり、
理解するために欠かせない情報であり、メッセージなのです。


逆に言うと、人の気持ちのわからない人は、
相手の変化や反応に気づいていないのです。
それだけで損をしている可能性があるのです。


それができると、ビジネスでも男女関係でも、全ての
人間関係において、相手の心を満たすことができるようになり、
深いラポールを築くことができるようになります。


そして、気づく感覚が養われることで、直感が鍛えられ、
自分自身の内面や状態に敏感になることができます。
だからこそNLPのキャリブレーションは「感覚の鋭敏さ」 とも言われているのです。

 

NLP用語集:サブモダリティー

私たちは、さまざまな記憶を、五感を通して記憶しています。その記憶の傾向をサブモダリティーと呼びます。その記憶の傾向を変化させ、記憶の印象を変化させる事をサブモダリティー・チェンジと呼びます。


サブモダリティー・チェンジの流れは、以下の順序で行います。


1、うまくいっているリソースフルな状態を思い出す。

2、視覚・聴覚・身体感覚のサブモダリティーを確認し、言語化します。

3、そして、2、におけるサブモダリティーが、もっといい状態になるかを観察します。

4、一度、ブレイクステートをし、気分をリセットします。

5、続いて、「うまくいっていない状態」をイメージします。

6、2と同様に、サブモダリティーを観察します。

7、そして、「うまくいっていない状態のサブモダリティー」を「うまくいっている状態のサブモダリティー」に変化させます。いい状態に変化したものを、そのままの状態にします。

8、一度ブレイクステートを入れ、気分をリセットします。

9、もう一度「うまくいっていない状態」をイメージします。そして、その印象に対する変化を観察します。


確認するサブモダリティーを視覚、聴覚、身体感覚などに複合的に行います。人それぞれ、優位性を持っているサブモダリティーは違うので、自分自身が優位性のある代表システム(VAKモデル )を中心に、サブモダリティーを感じるといいでしょう。


NLP(神経言語プログラミング)は、サブモダリティー・チェンジのワークは、大変効果が高く、過去の体験・経験・出来事で作られた嫌な記憶やイメージを変化させることができます。その結果、記憶やイメージに対する印象・感じ方・受取り方を変化させることができます。


サブモダリティー・チェンジのいいところは、記憶やイメージから受け取る印象・感じ方・受け取り方が変化することで、ストレスが軽減されたり、辛いものではなくなるということもあります。その結果、感情のコントロールの力を高めることができ、人生で得られる成果や日常生活での充実感を高めることにもつながります。


※注意※
こちらは、簡易説明版のNLPワークとなっておりますので、弊社プラクティショナー認定コースにおきまして、体感頂けます。


NLP用語集:タイムライン


NLPのタイムラインとは、時間の流れを時間軸で表した一本の線の事です。


現在から、過去あるいは未来への時間の長さによって、
時間軸の距離は遠くなります。タイムラインに対する認識は
「イン・タイムライン」、「スルー・タイムライン」の2つが存在します。


「イン・タイムライン」は、時間軸に立って、その流れを体感する事です。
望ましい未来を体感し、臨場感を感じる事によって、
望む未来を創造する手助けになります。


「スルー・タイムライン」は、時間の流れを客観的に見る事によって、
時間の俯瞰する事ができます。


NLP(神経言語プログラミング)のスキルであるタイムラインは、
目標達成の際に大変有効なものになり、NLPプラクティショナー認定コースの中では、
タイムラインを使っての幾つかのワークがあります。


とてもシンプルにご紹介しますと、


過去の体験、経験からリソースを手に入れるタイムライン

 過去の記憶やイメージから自分の中に既に存在している
 リソースを引き出して、今現在から未来に活かす為のタイムライン

 特徴として、タイムラインという時間軸を未来だけでなく、
 過去にも向かって歩いて行くところです。


セルフイメージを高めるためのタイムライン

 NLPプラクティショナー認定コースでは、タイムライン系のワークとしては、
 一番最初に学ぶ「チェイン・プロセス」というワークです。

 タイムラインの時間軸で現在と未来をつなぎながら、望んでいる結果やゴールに
 相応しいセルフイメージを身につけていきます。


他にもNLPのタイムラインのワークはありますが、
ここからはタイムラインを別の視点からご紹介していきます。


実は、タイムラインは、時間軸を歩きながら身体とイメージを活用します。
すると、未来や過去のイメージをする際に、今の現状の思考や感情を
手放しやすくなります。


それにより、限定的な思考や、制限を設けている感情やメンタルブロックなどを
一時的に開放できている状態になります。


本来の願望や感情を引き出しやすい状態です。


その上でNLPのタイムラインを行ないますとこうなります。
手放すことで、過去からリソースろ受け取りやすくなります。
手放すことで、未来のイメージを描きやすくなります。


いろいろと奥の深さは有りますが、
効果的なワークであり、目標達成に欠かせないツールとなります。


NLP用語集:ポジション・チェンジ

ポジション・チェンジとは、自分の位置を変える事によって、
見え方や感じ方が変化する事を体感するワークです。

人には、3つの知覚ポジションが存在します。

ポジション・チェンジ

第1のポジション(自分の視点)
第2のポジション(相手の視点)
第3のポジション(第三者の視点)

恐らく、あなたにも相手の感じている事を考えた事があるかと思います。
ポジション・チェンジでは、そういったレベルの気づき以上の気づきがあります。
その理由は、ポジション・チェンジは身体を実際に動かしますので、
思考上の体験に留まらず、体を使った気付きを得る事ができるのです。

ポジション・チェンジの手順は以下の通りです。

1、自分の椅子と相手の椅子を用意します。
そして、自分の椅子に腰掛け、
目の前の椅子に理解したい相手が座っている事を想像します。

2、相手に向かって、伝えたい事を伝えます。

3、自分の椅子に自分の気持ちと身体を置いたまま、
第3のポジション(第三者の視点)に立ちます。
そして、目の前の2つの椅子に座っている二人の関係を俯瞰します。

4、相手の椅子の方へ行き、
身体の中に入り込むように相手の椅子に座ります。

5、相手の視点で、2の段階において行った発言を受け止め、
どのような感じを受けるかを感じ、自分の視点の椅子に向かって、
相手(自分)が思っている事を伝える。

6、相手の視点に自分の感情と身体を置いたまま、
第三者の視点に立ち、2人の関係がどのように変化したかを感じ、客観的に見る。

相手の視点に入っている時に、その人のしぐさや言葉使いを真似してみると、
思ってもみない発見が得られる事があります。
例えば、言葉には出せない感情や愛情を感じるかもしれません。
第三者の視点に立ち、客観的な視点を持つ事によって、
問題解決の突破口を発見する事が出来るかもしれません。

NLP(神経言語プログラミング)におけるポジション・チェンジのワークは、
相手の理解や人間関係の改善に役立つ手法です。

※注意※
こちらは、簡易説明版のNLPワークとなっておりますので、
弊社NLPプラクティショナー認定コースにおきまして、体感頂けます。


NLP用語集:ブレイクステート


NLPで学ぶブレイク・ステートですが、思考やを今ある状態から
中立的なニュートラルな状態にすることができます。


例えば、NLPセミナーの中では、イメージを使ったワークの中で、
思考や感情がマイナスになる時があります。


それは、過去の辛かった体験や経験を癒して、現在から未来の
リソースにするために行うからです。


その時に、一度、過去の少し嫌だった体験や経験を思い出すことがあります。
その時に、思い出したイメージに伴い、思考や感情がマイナスに向くことがあります。


そんな時に、マイナスからニュートラルな中立的な状態に戻す方法が、
NLPの「ブレイク・ステート」です。


次のように、質問を使って行ないます。
「昨日の夜、何を食べましたか?」
「今朝は、何を食べましたか?」

などの質問です。


NLPのブレイク・ステートを使うときに知っておきたいポイントは、
下記の2点です。


◯今の思考や感情の状態と全く別の質問をする

⇒仕事でミスをしてが落ちているとしたら、仕事を連想させない質問をします。
 脳は質問をすることで、質問に答えようと動き出しますので、フォーカスが切り替わります。
 つまり、全く関係ないいことを質問することで、思考や感情を切り替えやすくなります。


◯楽しい質問をするとさらに良い

⇒例えば、「週末は楽しかったらしいね?」
 あるいは「理想の休日の過ごし方は?」
 または、「今度、彼氏とどこに行くの?」


などの質問をしたとしたら、楽しいイメージを思い浮かべます。
そのイメージに伴って、思考や感情が変わりますので有効です。


特に、NLPのブレイク・ステートは、質問の内容次第では、
リソースフルな状態になることも出来ます。


日常生活や仕事の場面での、NLPのブレイク・ステートの使いかたの例ですが、
次のように使っている方がいらっしゃいます。


◯お客様とのアポイントの直前に、ベストな気持ちを作りたい

◯カテゴリーの違う仕事に取り組む際に、思考を切り変える

◯一人か皆でアイデアを出す際に、一息おいてリラックス


NLPのブレイク・ステートは、ひとつの質問で行なうことができる
とても便利なテクニックです。


NLP用語集:8フレーム・アウトカム

NLP(神経言語プログラミング)のワークである8フレームアウトカムでは、
目標達成で最も大切であるアウトカム(目標、ゴール)を明確にする事を可能にするワークです。


アウトカムを明確にする為に、以下の質問をします。


1、あなたのゴールは何ですか?

2、ゴールが手に入ったら、どのようにしてわかりますか?
何が見え、何が聞こえ、何を感じますか?

3、ゴールは、いつ、誰と、どこで創りますか?

4、ゴールを手に入れた時、
あなたの周り(人間関係、環境)はどのように変化しますか?

5、ゴールを達成する為に、あなたがすでに持っているリソースは?

6、現在、成果を手に入れる事を止めている事は何ですか?

7、ゴールを手に入れる事は、あなたにとってどんな意味を持ちますか?

8、目標達成の為の具体的なプランは?

8つの質問に答えていく事で「アウトカム」が明確になり、
具体的な目標達成プランが立てやすくなります。
そして、目標の達成が加速的になります。

そして、8つのプロセスを通して、得られるものがあります。
それは、目標やゴールを明確にすること以外の価値も生み出します。


目標やゴールの設定以外でも役立ちますので、いくつかご紹介させて頂きます。


2番目とと3番目ですが、目標やゴールを明確にする為に使いますが、
慣れてくることで、イメージ力を高めることができます。何かをする際に、
詳細なイメージを描けるということは、大きな価値を持っています。


4番目では、結果を検証していきます。
周囲や環境、自分自身に対して、

・この行動をすることで、どのような影響があるか?
・このゴールを手に入れると、どのような影響があるか?



というような質問を行なうことで、イメージしていきます。
何かを行動する前、行動した後、起きた出来事に対しても使えます。
イメージして、検証することで、改善、修正を促すこともできます。


5番目は、リソースについてです。
リソースについて、持っているリソース、さらに必要なリソースなどを
意識できるようになります。気づいていないリソースを発見する思考を
身につけることもできます。


これらのように、NLPの8フレームアウトカムを通して、目標やゴールの
設定や明確化以外でも役立つ内容になります。是非、ご活用下さい。


※注意※
こちらは、簡易説明版のNLPワークとなっておりますので、
弊社NLPプラクティショナー認定コースにおきまして、体感頂けます。


NLP用語集:メタモデル

私たちは、言語を使うとき、その文章をすべて話さずに、
一般化歪曲省略して話をします。
欠落した文章を明確にし、コミュニケーションを円滑にしようと試みるものが、メタモデルです。
欠落した文章を顕在化する為には、具体的な質問が有効です。

メタモデルは、一般化歪曲省略の3つに分類されます。

一般化→例外や可能性を考慮せず、一般化が行われるもの。
歪曲→話の内容を省略化する中で、話の真実が歪められる。
省略→話の一部の情報だけが選ばれ、意味が不明瞭になる。

一般化
必要性の叙法助動詞→無意識のうちに限界を定めてしまう。
可能性の叙法助動詞→~すべきだ、~すべきでない、と決めている為。
普遍的数量詞→「すべて」、「絶対」、「決して~ない」など、例外を認めない事。

歪曲
等価の複合観念→2つの意味が同じ意味を持つ。
前提→何か前提があり、それを明らかにする。
因果→原因と結果の関係を明らかにする。
憶測→他人の気持ちをや考え方を決めつける事。

省略
不特定名詞→具体的な事を示さない事。
不特定動詞→具体的な行動を示さない事。
比較→比較対象の省略。
判断→判断基準の省略。
名詞化→プロセスを静止した名詞かする事。

メタモデルは、次のような目的で使用します。
1、相手の情報を集める。
2、言葉の意味を明確にする。
3、制約を認識する。
4、選択の可能性を認識し、広げる。

言語は、使う人によって、異なる意味を含むようになります。
相手に質問をする事によって、
一般化歪曲省略された意味は、より明確になります。

優れたマネージャーやリーダーは、相手の言葉の意味をしっかり解釈し、
ラポール(信頼関係)を構築します。
しかし、相手とのラポールが土台となりますので、
相手と十分にラポール(信頼関係)が構築できたうえで、
質問をすると、良いでしょう。

効果的な質問を用いて、
相手とのラポール(信頼関係)を築く、
NLP(神経言語プログラミング)のスキルです。

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