■谷本 裕英さん プロフィール
(株)P.M.A.トライアングル代表取締役社長
雑誌・広告・広報誌など、現在、年間100冊以上ものペースで様々なジャンルの出版制作を行う企業を運営。創業以来、人気情報誌の「Tokyo Walker」の特集・シリーズ本、「まっぷる」「新個人旅行」など大手出版社のコンテンツや、TV番組本、フランス・スカンジナビアほか各政府観光局の パンフレットなどの制作に携わる。さらに2009年6月に初の書籍『ハワイを楽しむ50の方法』、次いで7月にはハワイで日本人旅行者向けに配布するフ リーマガジン『ハワイアンブリーズ ラニラニ』を発行し、出版社としての歩みをスタート。さらに10/1にはフリーマガジン連動のポータルサイトをオープンさせた。
◆ まずは谷本さんのお仕事についてお伺いできますか?
主に海外旅行誌、国内向けの情報誌・旅行誌やTV番組本などの出版物や、
広告、ウェブサイトのコンテンツ制作を手掛けており、
企画から構成・取材・撮影・執筆・デザインまでトータルで提案しています。
出版物は国内の情報誌・旅行誌が75%、残り25%が海外の旅行誌などです。
常に企画が複数進行しており、社内スタッフの意識も高く、活気のある会社です。
◆ 出版・広告・Webなどのお仕事と、
NLPはどのようなきっかけで結び付いたのですか?
私の仕事は多方面から数々のジャンルの情報を収集して加工する、
いわゆるコンテンツ制作の仕事です。
その仕事柄、あらゆるジャンルの企業の方や
著名・有名人の方と情報を交換するなど、様々なお付き合いがあります。
人と付き合う量が多ければ多いほど、得るものも大きいですが、逆に悩むこともあり、
時にフラストレーションがたまることも。まずはそれをどのように解消していけるかと。
それと同時に、自分自身はもとより、仕事の方向性・ビジョンについても
さらに明確にしたいと感じている時期でもありました。
というのも、昨年1年間は非常に考えさせられる事柄が多く起きた時期だったのです。
そういった難題課題を抱えている時に、とても信頼できる友人から、NLPのことを聞きました。
自分の思考や価値観を明確にしたり、方向性を位置付けていくのにとても良いアプローチだと。
その方も情報収集のエキスパートで大変信頼性も高く、さらに情報に信憑性もありました。
自分自身も心のメンテナンスの必要性を感じていた時でしたから、当然興味を持ちました。
◆ 谷本さんご自身も情報収集のエキスパートですから、
やはり受講前には相当お調べになったのですか?
そうですね。
まずNLPの話が出てきた時点で、教えて下さった方の情報をベースとして考え、
さらに自分自身でも調べることにしました。
仕事柄、入手した情報は多角的に調べていくことにしていますので。
そこでわかったのは、NLPを扱うセミナーを行っている団体・個人がいかに多いかということ。
そして心のケアを目的にしたセラピーやカウンセリング、あるいはコーチングなど、
様々な視点からNLPが取り上げられていることも分かりました。
が、調べれば調べるほど情報が多く、すでに飽和状態だと感じたのですね。
そこで最終的には、口コミに立ち返ってみることにしました。
その口コミの中で、NLP-JAPANラーニング・センターさんが主催されているNLPの評判が
良いらしいという情報が入ってきたのです。
◆ 谷本さんはお仕事柄、海外へのご出張も多いと伺いました。
正直、受講のお時間も貴重だったと思いますが、受講前に躊躇されましたか?
受講前に重視したのは、基本的にはコストパフォーマンスと時間です。
時間がとにかく無いので、費用対効果を重視しました。
また、もう1つの不安要素は、NLPセミナーを開催しているのがどんな団体なのか、
どういう人達が集まるところなのか?という点でした。
つまり、
① 時間(スケジュール)
② コストパフォーマンス
③ セミナー内容と参加者
この3点を考慮してこのセミナーを選びました。
◆ では、受講されてみて、この3点はどう評価されますか?
予測していた以上のものを得られた上、
意識の高い多くの素晴らしい仲間と出会えたのは、とても大きな収穫です。
これらを考えるとコストパフォーマンスという点も、非常に高いと判断しています。
今回私が受講した大きな理由は、主に対人関係からくる自分自身の心のケアと、
人生・仕事のビジョンをさらに明確にすること。
また、経営者としては当然ですが、最終的に判断・決断は自分が下さなければならない
孤独感や不安感をクリアするため、そして自分の目的に対して最短でアプローチする方法を
見つけたかったからです。
実際にセミナーに参加し、トレーナーさんの懇切丁寧な指導のもとでNLPのスキルを学んだ結果、
以前に比べ、さらに自分自身のビジョンを明確にすることができるようになりました。
昨年1年続いていた問題等も、かなり短期間でクリアしている上、
人付き合いが多いからこそ、短時間でも信頼関係を築いていく手段を
身に付けることができたのは、とても大きな財産になったと感じています。
◆ お仕事の方で、大きく新しい展開があったそうですが、具体的にはどのようなことが?
弊社は17年前の設立以来、BtoBの仕事が中心でした。
クライアントから、雑誌を制作して欲しいと依頼があったり、逆にこちらから企画を提案して、
本のコンテンツを作成するという仕事でした。
真剣に取り組んでいる大事な仕事であることには変わりないですが、
これからはもっと大きなラインで仕事を考えていきたい。
つまりBtoCのビジネスを色々と興していこうと考えていました。
セミナー受講前は、構想はありながらも漠然としていた事柄が、NLPを学ぶことで目的・目標を
詳細まで明確にすることができ、短期間で展開することができるようになりました。
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「ハワイアンブリーズ ラニラニ」
http://www.lanilanihawaii.com |
◆ BtoCのお仕事へと展開された他に、
対人関係にも大きく得たものがあるとお話されていましたが。
もともと人との信頼関係やネットワークを築くのは得意な方ですが、さらに強化されたと感じています。
今回のNLPコースの中で「ラポール」、つまり信頼関係を築くための具体的な手法を知ってからは、
人と会って短期間で信頼関係を築き、私達の目的を明確に伝えること、さらには協力して頂く
ということがスムーズにできるようになり、仕事でも活かされています。
築いたその信頼関係の中で改めて感じるのが、
私達は人と人との繋がりを通して仕事をさせていただいている、ということです。
そのことについて感謝しているのは当然ですが、
これからの抱負としては、仕事を通じて係わりいただいた方々はもちろん、
多くの人達に目に見える形として返していきたい。
最初はスタッフや身近な人からですが、できれば私たちの特性を活かして
社会に貢献・還元していければと願っています。
例えばハワイの仕事で言うなら、観光局との仕事は、最終的にはハワイへの観光誘致に
繋がると思っています。
ハワイという島の素晴らしさをもっと知って頂くことで、ハワイへ人を誘致することができるのです。
フリーマガジン『ハワイアンブリーズ ラニラニ』や書籍『ハワイを楽しむ50の方法』では、
歌手の伊藤由奈さんや、ウクレレ奏者のジェイク・シマブクロさんなど、
ハワイに関わりの深い多くの著名な方にご協力して頂いているのですが、
これらはひとえに私達のやりたいこと、目的を理解してもらい、価値観を共有できたからこそ
生まれたものと自負しています。
ハワイと日本とのラポール、信頼関係を築く架け橋になればいいと思っています。
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