バックトラッキングとは、NLPで学ぶことのできる、
信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルです。
バックトラッキングとは、相手の発した言葉を繰り返します。
それが、コミュニケーションにいい循環を生みます。そして、
その循環の中で、信頼関係を築くことができます。
繰り返すというのは、オウム返しのように繰り返します。
ただし、相手がコミュニケーションで発した言葉を全て繰り返していたら、
当然、相手は不快感を覚えてしまいます。それでは、NLPのバックトラッキングの
目的としている信頼関係を築くどころか、壊しかねません。
NLPセミナーでバックトラッキングを伝える目的は、あなたが、
コミュニケーションにおいて、信頼関係を築くことです。
さらに、コミュニケーションの場を円滑にすることです。
では、バックトラッキングの基本と注意点をご紹介していきます。
ただ、そのまま言葉を返していくのではなく、
1、相手の感情
2、相手の話の中にある事実
3、時々、話を要約する
ということが、NLPのバックトラッキングの基本です。
少し、解説していきます。
1番と2番ですが、コミュニケーションを取っていると、
相手の話の中には、様々な出来事や体験などの事実が出てきます。
そして、出来事や体験とセットになっているのが感情です。
相手が、出来事や体験という事実と、それに伴う感情を話してくれたら、
繰り返します。繰り返すことで、相手は、無意識レベルで次のように思います。
・話をしっかりと聞いてくれている
・自分は必要な人間である
・この人は、話しやすいし人かもしれない
・肯定してくれている
なぜかといいますと、相手の言葉を繰り返すことで、相手の内面で起きている
イメージや感情に合わせることができるからです。また、相手の使う言葉にも
合わせていきますので、より信頼関係を築きやすくなります。
つまり、話をしていて心地良い相手になるのです。
そこから、信頼関係を築いていくことが可能です。
ただし、相手の言葉を繰り返してばかりでは、相手が違和感を感じますので、
3番のように時々、相手の話を要約しながら、しっかりと話しを聞いていますよ
ということを伝えます。
NLPのバックトラッキングは、ラポールスキルとして存在していますが、
他のNLPのラポールスキルである、ページングやミラーリングと
併用することで、より効果的に遣うことができます。
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