アンカリングとは、五感から得た情報から、特定の感情や反応を起こすようにする方法の事です。
プロセスの例を挙げると、プロ野球選手のイチロー選手もアンカリングのプロセスを行っています。イチロー選手は、打席に向かう時決まった足から一歩を踏み出し、打席に立った時は腕を前に向けます。このような決まった動作をする事を通して、アンカリングをかける事になり、高いパフォーマンスを発揮する事の要因の一つになっているのです。
アンカリングは、強い感情体験であればある程、かかりやすくなります。また、アンカリングを繰り返しかける事もアンカリングを強くする事に繋がります。
アンカリングの方法は、記憶を強くしたい感情体験を思い出し、感情が一番高ぶっている所で、
視覚的アンカー(特定のジェスチャー、写真、文章)
聴覚的アンカー(特定の声やトーン)
感覚的アンカー(特定の場所に触れる)
などを組み合わせて、アンカリングを行います。
1、強い感情状態を思い出す。
2、感情状態を視覚的「何が見えるか?」、聴覚的「何が聞こえるか?」、身体感覚的「何を感じるか?」を観察する。
3、強い感情を感じる少し前で、腕に触れるなどし、感情がピークに達した時にアンカリングの動作を外す。
4、一度、ブレイクステートをした後に、気分をリセットします。
5、1~4の一連の流れを繰り返し、アンカーを強化します。
6、アンカリングを行う事で、強い感情状態が蘇ってくるかをテストする。
7、次に、嫌な記憶の場合を思い出した場合、いやな状態が弱まったり、消えたりしたらアンカリングが強くかかっている証拠です。
アンカリングの動作は、通常とは違うユニークな動きである方が良いです。しかし、いつでも正確に繰り返す事が出来、再現性があり、人前でできるようなものが好ましいです。
※注意※
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